バトハンのカードを上手に持ち歩く方法はある?
バトハン(バトルカードハンター)のカードは長い。
持ち歩くのに不便なほどだが、右1/3の文字が書かれた部分は切り離せる。下の引換券つきカードに至っては切り離される前提で存在しているのだから、分離して問題ない。
分離後は他のアミューズメントゲームから排出されるカードとほぼ同じ大きさになる。市販のカードスリーブに入れて持ち歩けば、傷の心配もないだろう。
切り離せるなら!
上の画像はバトハンにおける現最高レア、WRの一例。
どうだろう?切り離そうと思うだろうか?
断っておくがWRだけ別用紙になったりはしない。WRだろうとNだろうと等しく右1/3が切り離せる用紙に印刷される。
そしてWRは全て同じ位置にステータスが書かれている。一部を除いてデザイン的に切り離せなくはないが、切り離してしまうとステータスが不明。
デッキ構築に必要なステータスが分離される仕様は正直なところカードゲームとして致命的と言える。
小生にWRを切り離す勇気はない。
メーカーも切り離すべきではないと分かっているのだろう。ファイリング用の公式グッズは長いままを想定している。
メーカーはこの冒険図鑑とやらを持ち歩いてプレイして欲しいのか?
はっきり言おう。
非常に邪魔だ。
考えて欲しい。全カードが収められたファイルを毎度持参するなど、リスク以外の何物でもない。レアカードは子供達とって大人の通帳や実印に等しい。
もちろん必要な分だけ持ち歩けば紛失リスクは低減できるし、WRもカードの両側からスリーブで包めば傷を防げる。
それでもあえて言おう。
やはり邪魔だ。
いくら選抜したとしてもバトル支援カードまで含めて4枚で済むわけはあるまい。小生の感覚でいうと、子供に持たせるなら1枚でも多い。間違いなく紛失する。大切な物ほど失くす。
かといってあんなに長いカードを代わりに持たされるのは御免である。
そしてたどり着いた答え。
セブカと空のリフィルのみ。
セブカだけなら財布に入れておけるため紛失の心配も、持ってくるのを忘れた事件もない。
空のリフィルは未所持のカードやレア物が配出された際に使う。持っているなら宝の地図解読リフィルが便利だ。
セブカだけで肝心のカードはどうするのか?
カードを持ち歩くなどナンセンス。
デジタル、すなわちスマホの中である。
バトハン筐体のカード読込部は優秀。画像も読込可能。
所持する全カードをデジタル化しておき、弾別、レアリティ別にフォルダを作る。こうしておけば指先で扱えるためサーチも早い。
ただしこの持ち歩き方法は日常プレイ限定。
イベントでは実物以外を使用すると全て不正になる。自分のカードでもデータは不可。紙コピーは論外。
裏面が見えないスリーブの使用もすぐにコピー品と識別できないため、厳密に言えば不可だろう。
メーカーはなぜWRに分離し難いデザインを選んだのか。
ファイリングの際にWRを誤ってパキ…。想像が及ばなかったとは言わせない。あえてこのデザインを採用してきたメーカーに盛大な拍手を送ろう。
なんともロックなゲームである。