SRデッキでデスレックス紫龍形態を倒せる?
予め言っておこう。今回のエントリーは無意味である。
WRデスレックス紫龍形態は宝の地図を6つ解読した者だけが挑めるバトハン2弾の裏ボス。セブカ利用者限定のボスである。
裏ボス設定だけあって最狂暴君デスレックスを超える存在。レアリティはWRのみ。
通常のWRよりディフェンスが10高く、それ以外のステータスは同じ。ZPは伝説のハンターウルフコマンドと並ぶ。しかしサポートパワーはなぜか低い。(ハンターウルフコマンドのサポートパワーは1380)
バトル中のZP(ステータスの合計値)は覚醒ワイルドライガーに及ばないが、裏ボスだけあって紫龍形態は強力で覚醒ライガーより倒しにくい。
理由はデッキ構成だ。
紫龍形態のデッキ構成はこの一言に尽きる。
バトル支援カードの選定が良い。
デッキは以下の通り。
チームPボーナスにより紫龍形態のステータスは更に高くなる。
アタック1550
ディフェンス1370
スピード1340
ZPにすると4260相当。
ステータス以上に強力なのがバトル支援カードの重量級の進攻だ。テキストを要約すると、相棒がデフェンス>スピードならダメージを受けるたびに行動ゲージ増となる。
この支援カードを活用できるゾイドは少ない。WRに限定するとデスレックスと紫龍形態の2体だけ。対象をSR以下まで広げてもカブターヘラクレス、ガノンタス、トリケラドゴス、グラキオサウルス、デスレックスの5種。
重要なのは対象を相棒ゾイドの攻撃に限定していない点。サポートの攻撃でも紫龍形態の行動ゲージは増える。増えるとは言葉ほど単純ではない。ほとんどの場合、こちらが先行していてもキミの攻撃によって紫龍形態は行動ゲージが満タンになる。つまり次のターンもお互いの行動ゲージはスタート位置が非常に近い。
あと一歩のところまで追い詰めても、途中のサポート攻撃で行動順が逆転。敗北するパターンに陥りやすい。
強い相手にも攻略の定石は存在する。
スピード1300以上でなるべくアタックの高いキズナ5のWRに初撃の猛攻を使い、更にチームPボーナスを発動。1ターン目のコマンドバトルに2回(攻撃と防御)勝つ。相手の攻撃後に発生するワイルドブラストは超アップを狙う。
アタック値が高ければ次の攻撃で倒せる。アタックが足りなくてもサポート攻撃で倒せるだろう。
デッキイメージを下図に示す。
素早くコマンドバトルに勝つことが重要。キズナ5ならコンボを繋げる必要はない。キズナ5の15コンボが必殺技確定なら繋げる意味もあるが、15コンボでゲージは満タンにならない。
むしろ時間を掛けすぎて紫龍形態にデスブラストのチャンスを与える方が危険。
以上が一般的な倒し方。
宝の地図を全て解読するほどのハンターなら既に複数のWRを所持しているだろう。ファングタイガーでなくとも所持するWRを使えば良い。
これが冒頭に無意味と書いた理由である。
宝の地図は自分で発見した地図のみ有効。他人の地図を参考にしてもツルハシが表示されないのだから掘れない。小生の感覚だと6つ集める方がWRを発掘するより大変。
WRを持っているならわざわざSRデッキを組む必要はない。
しかし今回のエントリーは紫龍形態をSRデッキで倒す可能性を探る。
定石デッキと同じく紫龍形態の支援カードを意識しすぎないシンプルなデッキに打開策があるのではないか?
例えば下のデッキは耐えに特化したSRデッキ。これまでに数々のWRを撃破してきた。紫龍形態のデスブラスト後に耐えられれば返しの必殺技で倒せるだろう。
いきなりで申し訳ないが結論を言おう。
SRでも倒せる。
相棒はコロコロ付録のSP紫龍形態でも構わないし、サポートもチームP6のSR2体でも良い。
暴竜の威圧の効果を受けたSR恐竜軍団は予想以上の耐久力を発揮するため、他の恐竜でも挑戦してみる価値はある。
実は暴竜の威圧ならワイルドブラストされても覚醒ワイルドライガーを倒せる。
よく作られたゲームである。