結束のエンブレムの強くなるとは?
バトルカードハンター(バトハン)のバトル支援カードは謎が多い。
原因は強くなるや単にアップと言った表現にある。
今回は様々なバトル支援カードの比較対象にしやすい結束のエンブレムについて掘り下げてみようと思う。
結束のエンブレムの効果は、トータルチームPが高いほど強くなる。テキスト通りなら15から強くなるため15、17、19、20のそれぞれの上がり幅を比較する。
またチームPボーナス20と以下の2支援カードの比較も行った。参考にされたし。
検証相手にはステータスが明確な1弾マップのボス、WRワイルドライガーを選択する。こちらの相棒はチームPボーナスの関係でSRトリケラドゴスを使用。
検証筐体のボーナスがトリケラドゴスだったのはお許しいただきたい。
なお筐体ボーナスにチームPボーナスを上乗せすると支援カードなしで1弾のワイルドライガーに勝てる。
下は最後の必殺技シーン。
勝利ボーナスのワイルドライガーシンボルからSRやRが排出されるのはご愛嬌。
それでは検証に移ろう。
元となる結束のエンブレムなしの(チームPボーナスのみ)データは以下の通り。
通常時の被ダメ:1332
同上の与ダメ:1363
WB超アップ時の被ダメ:1300
同上の与ダメ:1849
続いて結束のエンブレムが発動した場合の各値。()内は支援カードなし対比を100%基準とする。被ダメは下がる程優れ、与ダメは上がる程優れる。
トータルチームP15
通常時の防御被ダメ:1308(-24、約98.2%)
同上の与ダメ:1436(+73、約105.4%)
WB超アップ時の防御被ダメ:1276(-24、約98.2%)
同上の与ダメ:1922(+73、約104.0%)
トータルチームP17
通常時の防御被ダメ:1292(-40、約97.0%)
同上の与ダメ:1485(+122、約109.0%)
WB超アップ時の防御被ダメ:1261(-39、97%)
同上の与ダメ:1971(+122、約106.6%)
トータルチームP19
通常時の防御被ダメ:1276(-56、約95.8%)
同上の与ダメ:1533(+170、約112.5%)
WB超アップ時の防御被ダメ:1245(-55、約95.8%)
同上の与ダメ:1994(+145、約107.8%、相手WB超アップ後のため推測値は2019)
トータルチームP20
通常時の防御被ダメ:1269(-63、約95.3%)
同上の与ダメ:1558(+195、約114.3%)
WB超アップ時の防御被ダメ:1237(-63、95.2%)
同上の与ダメ:2044(+195、約110.5%)
暴竜の威圧+チームPボーナス
通常時の防御被ダメ:1132(-200、約85.0%)
同上の与ダメ:1363(100%)
WB超アップ時の防御被ダメ:1104(-196、約84.9%)
同上の与ダメ:1849(100%)
雷神の一閃+チームPボーナス
通常時の防御被ダメ:1332(100%)
同上の与ダメ:1363(100%)
WB超アップ時の防御被ダメ:1300(100%)
同上の与ダメ:2218(+369、約120%)
以上の結果となった。画像は需要があれば掲載する。
検証から導き出されるのは次の関係。
結束のエンブレムはチームPボーナスが1上がる毎に確かに強くなる。そして強くなるの意味は恐らくステータスアップ。固定値加算が濃厚。
SRだと実数にした際の差は軽微。トータルチームP15と20の実数差は、トリケラドゴスの攻撃1回あたり攻撃で約120、防御で約40だった。
一方アップまたはダウンと書かれたバトル支援カードは元の値(ダメージ計算結果)に対してパーセンテージで算出してると思われる。
検証結果の支援カード同士の差は以下に示す。(左にある方が優れる)
総与ダメ:結束のエンブレム>雷神の一閃>暴竜の威圧
総被ダメ:暴竜の威圧<結束のエンブレム<雷神の一閃
今回の検証に限り、攻撃を優先するなら結束のエンブレムは雷神の一閃より優れ、防御を優先するなら結束のエンブレムは暴竜の威圧より劣る。
発動条件がチームPボーナスのみでゾイドの種類を選ばずにステータスがアップする結束のエンブレムはひとまず優秀と言える。他のアップまたはダウン系がダメージ計算結果に対するパーセンテージで算出しているならば、対象のレアリティが上がると結果は逆転する恐れがある。
今はデータが足りない。
分かり難いゲームである。