環境適応力の回復量はどれくらい?
3弾のバトル支援カード、環境適応力はバトハン初のHP回復カードだ。
強いのか弱いのか、判断が難しいカードである。問題は「すこし」とされる回復量がどれくらいか、明確にされていない点。
基準となるHPが未確定につき推測の域を出ないが、小生なりの検証を行った。
まず前提として、HPは満タンを5000とする。(全レアリティ共通)
こちらのHPに動きがあるたび状況を画像記録し、HPゲージの長さを計測。同画像のHPフルゲージの長さと比較して数値化を行う。画像が常に同じサイズではないため、この方法を採用した。
ただし測定方法および撮影角度の都合上、各値に数%の誤差が発生する点に注意されたし。
こちらの使用ゾイドはSRハンターウルフツクヨミ。相手にSRデスレックスオリジンを選んだ。
第一記録(相手の最初の攻撃を受けた)
残HPは87mm。フルゲージ113mmに対する割合は、約76.99%
HP化すると残り約3850。デスレックスから受けたダメージは約1150となる。ダメージを受けた時はまだワイルドブラストしていない。
第二記録(相手の援護攻撃を受けた)
残HPは77mm。フルゲージ111mmに対する割合は、約69.37%
HP化すると残り約3468。相手Nの援護攻撃から受けたダメージは約382となる。援護攻撃を受けた時はワイルドブラスト済み。これ以降も全てWB済みとする。
第三記録(こちらが攻撃した)
残HPは87mm。フルゲージ114mmに対する割合は、約76.32%
HP化すると残り約3816。攻撃で回復した値は約348となる。
第四記録(相手の2回目の攻撃を受けた)
残HPは60mm。フルゲージ111mmに対する割合は、約54.05%
HP化すると残り約2703。相手から受けたダメージは約1113となる。1回目の攻撃よりダメージ量が減っているのは、相手がWB前で、こちらがWB後だったため。
第五記録(相手を倒した後)
残HPは68mm。フルゲージ111mmに対する割合は、約61.26%
HP化すると残り約3063。攻撃で回復した値は約360となる。なお相手を倒した与ダメージは2623(必殺技)だった。カードのテキスト通り、与ダメージと回復量は無関係。
測定の誤差により多少のバラツキが出ているが、すこし回復とは以下の回復量だと推測する。
環境適応力によるHP回復量は、350
割合にして最大HPの7%相当。これは3弾における平均的なNの援護攻撃1回分弱(ダメージ量は対戦相手などによって変わる。小生が過去に経験した最低ダメージは10)。おそらく固定値回復だろう。
追加検証(暴走する力のすこし減る)
同じく3弾のバトル支援カード、暴走する力もHPに影響を与える。テキストの文面も同じ「すこし」だ。
過去エントリーに使った画像で同じ測定を行った。
残HPは96mm。フルゲージ107mmに対する割合は、約89.72%
HP化すると残り約4486。暴走発動時に減った値は約514となる。
測定の誤差を考慮すると、暴走する力に書かれたすこし減るとは10%減なのだろう。
以前の検証でテキストが単にアップ(ダウン)だった暴竜の威圧と雷神の一閃は、15〜20%増減した。効果対象と「すこし」や「大」などの後に続く言葉次第だろうが、テキストにある「すこし」とは、1〜10%の増減を意味するのかも知れない。
(強くなる(弱くなる)系は実数加減、アップ(ダウン)系は%加減だと予測しています)
余談だが、小生は意識していないとスパイデスの昆虫扱いやディメパルサーの恐竜扱いを忘れる。
次弾以降はどこかにタイプマークを付けて欲しいものである。