チームPボーナスは無意味?
今回はチームPボーナスについて。
どちらかと言えば初心者向けのエントリー……のようで違うかも知れない。
まずチームポイントボーナス(以下、チームPB)の存在を知らないプレイヤーのためにこのボーナスの要点をまとめる。
チームPBとは、各カードに定められているチームポイントの合計(トータルチームP)を15〜20に合わせると発生するボーナスの事で、相棒ゾイドのZPが+150(各ステータス+50ずつ)される。なおボーナス加算値は固定値でトータルチームPの大小によらない。トータルチームPが15でも20でも、加算値は同じ+150。(一部の支援カード使用時を除く)
また3弾から援護攻撃の発生率アップ効果も追加された。詳しくはメーカーサイトの各ページを見てほしい。
下図はチームPBが発生する一例を示した図。
チームを組む際は以下のチームPを参考にすれば良い。
要点は以上。
+150ではオマケ程度にしか感じないだろうが、WR未所持のプレイヤーにとってこのボーナスは偉大。特にSRはディフェンスとスピードに+50効果を得ると、各種ボス戦で生き残り可能なゾイドが増える。ただし支援カードを選ぶ必要あり。(過去記事参照)
ここまでが一般的な内容。
今回はチームPBと擬似PvPのトップスリーハンター戦についても考えたい。
筐体のトップスリーハンターを見るとデッキの豪華さに驚かされると思う。
多くの筐体でオーバーコストのWRだらけデッキがトップ3を独占していないだろうか?当然ながらチームPBなどお構いなし。
チームPBで相棒が得られる恩恵(+150)より、WRの援護攻撃1発の方が効果的と判断しての事だろう。もちろん支援カードの効果を狙い、あえてWRで固めているプレイヤーもいる。実際にWRデッキで逆転の連撃やコンビネーション攻撃が発動するとかなり強力である。
純粋に凄いと思うが、メーカー推奨環境から逸脱している点に注意したい。メーカーの推奨はあくまでも「チームPボーナスあり」である。
2弾から3弾になった際、チームPBを取り巻く環境が少し変わった。
援護攻撃発生率の追加だ。
3弾から援護攻撃の発生がゲージ式からランダム式になり、前述の通りチームPBで援護攻撃の発生率も上がる仕様に変更された。
この仕様変更でデッキ全体で攻める戦略性が薄まったのは確実だ。しかし逆を言えば、そこまでしてオーバーコストデッキを環境から排除したいメーカー意向の現れとも取れる。
恐らく次弾では更に強烈なオーバーコストデッキの排除を行ってくるだろう。
一部支援カードのテキスト変更やオーバーコストデッキの弱体化などが容易に想像できる。はっきり言ってメーカーの動きは予測不可能。
今のうちに脱WR3体デッキを考えておくのもありだと思う。
と危機感を煽っているが、SRデッキでトップスリーに挑戦する息子氏には初めから関係ないこと。
もしキミもSRデッキで挑むなら、WB後の攻撃モーションがいちいち長いディメパルサーには注意しよう。笑