「逆転の連撃」はまだ強い?
逆転の連撃は使用する人も減り研究され尽くした感のある支援カードだが、今回はビギナーのためにあえて書こう。
結論を言うと弱い支援カードなど存在しないが、その中でも逆転の連撃は強い部類と言える。既に泣かされたビギナーも多いのではないだろうか?
この支援カードのポイントは以下の2つ。
1、発動条件の「HPゲージが赤くなった時」
2、効果の「サポートゾイドが連続攻撃」
レアリティの縛りがない事からサポートゾイドがWRでも効果は発動する。つまりWR3体のデッキでも相棒のHPが赤になりさえすれば、WRからの援護攻撃を2回期待できるという事。
なお相手が高ブーストWRだった場合、こちらのWRの援護攻撃は1回あたりの与ダメージは約1000になる。(3弾の環境において。次弾で変わる可能性あり)それが2回で援護攻撃による与ダメージは約2000。ゲージ割合にすると約40%。
与ダメージ2000とはどの程度かイメージ化してみよう。
WRの援護攻撃2回分は下図の矢印で示した残HPに相当する。
ダメージ量に驚いた方もいると思う。
更にオーバーコストデッキでも多くの場合、1回程度の援護攻撃が発生する。つまりHPマネージメントに成功すれば逆転の連撃に加えて通常の援護攻撃分も期待できるわけだ。援護攻撃3回分の与ダメージは約3000。
これを応用すると以下の様なバトル展開も可能。
相手は毎度お馴染みWRミラージュ。
画像は過去のもの。
対するこちらのデッキは相棒にSRラプトールフォレストを選んだ。サポート2体にはWR。
以降のHPマネージメントを画像と共に記す。
1、相手の先制攻撃(1発目)を「防御成功」で受ける
2、こちらの1発目を成功させる(与ダメージ約1000)
3、相棒をWBアップさせる(普通の「成功」でOK)
4、相手の2発目を「防御失敗」で受ける
5、こちらの逆転の連撃が発動(与ダメージ約2000)
6、こちらの2発目を成功させる(与ダメージ約1300)
上記1〜6の合間に、こちらの通常援護攻撃が出れば勝利!
今回のケースでは上記1の後に発生。
相手の援護攻撃は上記2の後に発生し、Nグソックだった。
勝利の舞。総被ダメージが約3800でもHPは赤になった。
なお勝っても負けた程度のスコアしか出ない。
また最近のトップスリーハンター戦は防衛側に回るとコマンドスピードが著しく低下する謎の現象が起こっている。逆転の連撃を使用するプレイヤーが再び増えている可能性に注意されたし。(Twitterにて、3.0より前に登録した分は以前のコマンドスピードのままとの情報をいただきました)
対策として有効なのは残HPが赤くなる前に倒す方法。防衛面も考慮した可能性のあるデッキのヒントをいくつか紹介しよう。
1、高スピード&低アタックWR+ウェポンブレイク
2、低スピード&高アタックWR+宿敵との激突
3、低スピード&高ディフェンスWR+重量級の進攻
4、アタック型SR+逆転の連撃
1はアタックが高すぎると逆転の連撃の餌食となり、2はこちらの援護攻撃次第(タイミングやどちらのサポートか)で同じく餌食になると予測される。繰り返すが、あくまでも予測である。
3は更に博打要素が高くなるが、支援攻撃を含めた相手デッキから受ける全ての攻撃でゲージを進める事が可能。果たしてその支援効果は?
4は同じ作戦のアレンジ版だ。笑
ただしどのデッキも今の防衛仕様だと勝ち続けられる保証はない。
逆転の連撃については過去にも取り上げているのでそちらも参考にして欲しい。