WR未所持の「かけだしハンター」でも3弾のボスを倒せる?
3弾の特徴として各種ボスWR(LR)が全てブーストされている点が挙げられる。記憶が曖昧なため間違っているかも知れないが、確かならブースト3だ。
WRのブースト3は各ステータスが+30され、ボス戦時は更にチームPボーナスの+50も発生する。結果、各ステータスは同非ブーストカードの+80となる。
具体例としてLRブレードライガーがマップボスに出てきた際のステータスを示す。
アタック:1570
ディフェンス:1360
スピード:1440
ZP:4370
ステータスは非常に高い。
ZPが約7〜900低いSRで倒せるだろうか?初心者(かけだしハンター)がボスに挑むと条件を限定するならば、所持するSRのカードブーストは恐らく0、良くても2以下だろう。今回はブースト0を対象に考察しようと思う。
予めお伝えします。未検証の内容につき勝てる保証はありません。
ある種のバランスブレイカーと化したカードブーストだが、固定値加算であることを忘れてはならない。加算率にすると思ったよりも低くなる。
上記のボスとして出現するブレードライガーの場合、ブースト加算分は各+30。ステータス毎に割合化すると以下の通りとなる。
アタック:約2.01%アップ
ディフェンス:約2.34%アップ
スピード:約2.21%アップ
概ね約2%のアップ。ブースト分だけなら実はそこまで強くなっていない。チームPボーナスを入れると更に伸びるとの意見もあるだろうが、ならばこちらもチームPボーナスを発動すれば良い。素体の条件は揃う。
ここで過去のエントリーから、暴竜の威圧と雷神の一閃の加減算に関する部分を整理しよう。要約すると以下のようになる。
暴竜の威圧:被ダメージを約15%ダウン
雷神の一閃:与ダメージを約20%アップ
ブーストでアップするのはステータス。ダメージ計算の元となる数値である。一方で上記2つの支援カードが影響したのはダメージそのもの。
これらがかけだしハンターがボスに勝利するヒントになると小生は考える。
要は、被ダメージを3発耐えられる値にするか、与ダメージを2〜3発で5000以上に達する値にすれば良い。
相手からの初撃の被ダメージが防御込みで1660以下ならチャンスあり、と小生は常々考えている。1660は相手がWBしない前提のギリギリラインなので注意が必要。援護攻撃やWBなども含めて考えるのであれば、被ダメージの安全圏は1450くらいだろうか?
3弾のSRから殴り合い向きの2種を選抜して、対ブレードライガー戦をシミュレーションしてみよう。
これ以降に出てくるダメージ値は独自の計算による推測値であり、実際の値とは異なります。また計算に使用したステータスはチームPボーナスを含みます。
選抜したのは次の2種。
SRデスレックスオリジン
アタックとディフェンスが高めで、最も後攻前提のボス戦向きと思われるSR。チームPボーナス推奨。
SRステゴゼーゲサイケ
ライオン種よりステータスバランスがボス戦向きのSR。チームPボーナス推奨。
被ダメは防御成功、与ダメも成功したとしてデスレックスの計算結果を記す。ステゴゼーゲは結果が50〜100程悪くなるイメージ。
キズナレベル5、WB(ワイルドブラスト)は超アップで計算。被ダメージの()内は暴竜の威圧使用時の推測値。
WB前
→被ダメ予測:1450〜1650(1230〜1400)
→与ダメ予測:1350〜1550
WB後(相手はWB前)
→被ダメ予測:1400〜1600(1190〜1360)
→与ダメ予測:1850〜2150
被ダメージが予測の下限なら、相手Nの援護攻撃1回を含めて3発耐える計算だが、あくまでも期待値である。暴竜の威圧を使えば2弾のWR紫龍形態戦と同じく耐える可能性が高い。(WB前の被ダメージは防御成功でも1700前後の可能性あり。その場合でも暴竜の威圧で耐えられる計算。)
デスレックスなら与ダメージが予測下限でもWB前1発、WB後2発で5000を超えそうだ。コマンドバトルに勝っていれば3発目は必殺技であろうから、ステゴゼーゲでも5000以上を狙えるはず。(デスレックスのステータスがとある係数に対して微妙な値のため計算結果に幅がある。)
相手にWBさせない事が今回の最重要事項。途中で相手に追い越されてしまう場合、暴竜の威圧を使った作戦は成立しない。また相手の支援カードがウェポンブレイクだった場合も注意。
仮にデスレックスの必殺技の与ダメージが3000近く出た場合、次の支援カードでも倒せるだろう。
後攻2発目の必殺技は倒しきれないと稀に時間切れになる。必殺技モーションの長いゾイドは特に注意。
繰り返すが、全ては未検証の脳内シミュレーションである。
少し厳しめの条件にて検証してみた。
SRディメパルサー(キズナ4、ブースト0)+暴竜の威圧
勝利
WB前の被ダメ:1217
WB後の被ダメ:1195
必殺技与ダメ:2791
SRファングライガー極限(キズナ4、ブースト0)+暴走する力
勝利
WB前の被ダメ:1442
WB後の被ダメ:1416
必殺技与ダメ:2816
調子に乗って…
SRトリケラドゴス(キズナ2、ブースト0)+暴竜の威圧
敗北
WB前の被ダメ:1141
WB後の被ダメ:1127
相手WB後の被ダメ:1741
ステゴゼーゲに関する説明が分かり難いとご指摘をいただいた。追加検証の結果を以下に追記する。
SRステゴゼーゲ(キズナ4、ブースト0)+暴竜の威圧
勝利
こちらは1弾のSR、相手は乱入ビーストライガー
WB後の被ダメ:1204
相手もWB後の被ダメ:1486
必殺技与ダメ:2341
キズナレベルに関する検証も以下に追加する。
SRナックルコングバグナウ(キズナ3、ブースト0)+暴走する力
勝利
WB前の被ダメ:1448
WB後の被ダメ:1427
必殺技与ダメ:2738
検証条件ならどちらも問題なく勝てるが、アタック1280型+暴走する力の場合、キズナ1だと負ける。
特筆すべきはブレードライガーを残りHP緑から撃破したナックルコングだ。ブーストなし、キズナ3のSRですらたった2発(援護攻撃込み)でブースト3のWRを撃破できるのだから、WR+暴走する力の組合せなら連撃待ちの多いトップスリーハンター戦でも猛威を奮うだろう。ただしキミが挑戦者なら。この戦術の防衛能力は低い。
余談だが暴竜の威圧使用時なら、相手Nグソックの援護攻撃でSRディメパルサーが受けるダメージはWB前でもこの程度で済む。
結果をまとめると以下の通り。
1:暴竜の威圧を使えば、ほとんどの恐竜が勝てる。極端に遅いトリケラドゴス系とディフェンスが低いギルラプター系は危険。
2:暴走する力を使えば、アタック型は勝てる。アタック1270以下は不明。(キズナ3以上ならアタック1210のギルラプターゴールドでも勝てるが、要援護攻撃)
キズナ3ブースト0でも、支援カード次第で意外と勝てるものである。